野球殿堂博物館の理事会が8日、東京都内で開かれ、野球殿堂入りの表彰規程の改正を協議し、競技者表彰で指導者も対象となるエキスパート部門の対象者が増加したため、候補者を10人から20人に拡大し、これまで含まれていた審判員を特別表彰に移す方針を固めた。来年2月の理事会での承認を目指す。

 また、理事長はプロ野球のコミッショナーが兼任しており、加藤良三コミッショナーが統一球問題の責任を取って辞任するため、11月に臨時理事会を開いて後任を決める方針となった。