プロ野球セ・リーグは8日、レギュラーシーズンの全日程が終了し、個人タイトルが確定した。

 打撃部門では、ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(29)が3冠王は逃したが、プロ野球新記録となる60本塁打を放ち、来日から3年連続の本塁打王に輝いた。4割5分5厘で最高出塁率のタイトルも獲得した。

 DeNAのトニ・ブランコ内野手(32)が打率3割3分3厘、136打点で首位打者と打点王の2冠を手にした。

 6年目の広島丸佳浩外野手(24)が29盗塁で初タイトルをつかみ、阪神マット・マートン外野手(32)は178安打で3度目の最多安打となった。

 投手部門では新人のヤクルト小川泰弘投手(23)が16勝(4敗)で最多勝、勝率8割で勝率第1位の2冠に輝いた。広島の前田健太投手(25)は防御率2・10で2年連続の最優秀防御率となり、阪神ランディ・メッセンジャー投手(32)が183奪三振で初タイトル。42セーブの巨人西村健太朗投手(28)が10年目で初のタイトルを獲得し、最優秀中継ぎは

 山口鉄也投手、スコット・マシソン投手(ともに29)の巨人勢が42ホールドポイントで分け合った。