◆川上哲治(かわかみ・てつはる)1920年(大9)3月23日。熊本県生まれ。熊本工から38年に東京巨人軍に投手として入団。その後、打者転向。赤バットがトレードマークに。39年には打率3割3分8厘で史上最年少(19歳)で首位打者。人間離れした打撃術から「打撃の神様」といわれた。MVP3回(41、51、55年)首位打者5回(39、41、51、53、55年)本塁打王2回(40、48年)打点王3回(39、41、55年)。通算1979試合出場、打率3割1分3厘、181本塁打、1319打点。58年現役引退。61年巨人監督に就き、65~73年まで9年連続リーグ優勝、日本一の黄金期を築いた。監督通算1066勝739敗61分。日本シリーズ優勝11回は歴代最多。65年殿堂入り。背番号16は永久欠番。