野球日本代表「侍ジャパン」が7日、台湾・台北市内のホテルで台湾代表とともに記者会見を行った。両チームの監督、コーチ、選手全員が参加。冒頭に両代表が今年3月のWBC2次ラウンドで対決した試合映像がスクリーンに映し出され、敗れた台湾チームがマウンドから観衆に一礼する名シーンでは、会場が拍手に包まれた。

 小久保裕紀監督(42)は「台湾での采配が監督として初めての采配になる。監督経験はないが、台湾の英雄、王監督の下で11年間、野球を勉強させていただいた。監督の教えを守りながら、侍ジャパンのいい部分を引き出したい」とあいさつ。

 巨人でも活躍した、台湾代表の呂明賜監督(49)は「日本は素晴らしい選手を集め、台湾に来ていただき、ありがとうございます」と話し、2人でがっちり握手を交わした。

 8日から台北で強化試合を3試合行う。