日本野球機構(NPB)と米大リーグ機構(MLB)との間でポスティングシステム(入札制度)の新制度成立へ向けた交渉が難航していることを受け、NPBの12球団が12月3日に臨時代表者会議を開くことが29日、明らかになった。

 日米の担当者が米ニューヨークで26、27日と交渉したが、合意には至らなかった。

 日本側は代表者会議で12球団の意見を集約してから、MLBとの電話会議を再開する。

 NPBの井原敦事務局長は「(大リーグの)30球団が納得するには、どういうピースをどう組み立てるべきかという作業をやっている」と説明した。