台湾でのウインターリーグに参加していたソフトバンクの吉本祥二投手(20)伊藤祐介投手(23)拓也捕手(21)猪本健太郎捕手(23)高田知季内野手(23)育成釜元豪外野手(20)の6選手が23日夜、福岡空港に帰国した。

 日本チームは1位でリーグ戦を終えたが2位韓国との優勝決定戦に敗れた。高田は「最後の決定戦はいい緊張感の中で野球が出来ました」と経験を積んだことを実感していた。

 10試合リリーフ登板した左腕の伊藤祐は「いい感じで投げられました」と来季の1軍昇格へ手応えをつかんだ。

 5試合で1勝1敗1セーブだった「下町のダルビッシュ」吉本は「抜けたりすることもありましたがカットボールを試すことができました」とこちらも勝負の3年目へいいステップアップとなった。