プロ野球公式戦で使用する統一球が飛びやすくなっていた問題で、日本野球機構(NPB)が29日の試合からすべての球場で基準に適合するボールへ切り替える方針であることが22日、明らかになった。

 ミズノが中国・上海の工場で新たに生産したボールの反発係数測定が25日にも行われる予定。これが適合球と確認されれば安定供給のメドが立つため、すぐに12球団に出荷する作業を進めて29日の試合に間に合うよう準備する。

 熊崎コミッショナーは「すみやかに安定供給できるよう全力を挙げている」と、話した。