セ、パ両リーグは6日、5月の月間最優秀選手(月間MVP)を発表し、セはDeNA井納翔一投手(28)とヤクルト雄平外野手(29)、パは西武岸孝之投手(29)とソフトバンク柳田悠岐外野手(25)が選ばれた。

 井納、雄平、柳田は初受賞で、岸はパの投手部門では最長ブランクとなる6年ぶり2度目の受賞。

 井納はプロ初完封を飾るなどリーグトップの4勝を挙げた。雄平は打率3割6分4厘、8本塁打、19打点に加え、リーグ1位の長打率6割4分6厘が評価された。1軍で登板した投手で、その後打者に転向した選手の受賞は1993年9月の仁村(中日)以来。

 岸は5月2日のロッテ戦で無安打無得点試合を達成するなどリーグ最多の4勝を挙げ、柳田はリーグトップの打率3割9分5厘をマークした。