<西武8-8日本ハム>◇16日◇西武ドーム

 西武ドラフト1位ルーキー森友哉捕手(19)が、3戦連発となる3号ソロを放った。

 7-8で1点を追う延長10回裏1死走者なし。代打で登場すると、日本ハム6番手増井の投じた外角高め151キロの直球をバックスクリーンにたたき込む同点弾を放った。

 高卒新人の3試合連続本塁打は、1968年江島(中日)以来、46年ぶりの快挙となった。

 さらに8-8の同点で迎えた延長12回裏無死一、二塁。一打サヨナラの場面だったが、カウント2-1から日本ハム鍵谷の投じた外角高め122キロのスライダーを引っ掛けてニゴロに倒れた。

 それでも西武は、5時間48分の死闘の末、森の値千金の1発で何とか引き分けに持ち込んだ。