DeNAが昨年、ドラフト1位で指名した柿田裕太投手(22)が8月末、接触事故を起こした後に逃げたとして、神奈川県警浦賀署が道交法違反(事故不申告)容疑で事情聴取をしたことが9日、署への取材で分かった。

 球団は1週間の謹慎、無期限の運転禁止などの処分をした。昨年のドラフト5位の外野手(19)、同6位の山下峻投手(23)も同乗しており、謹慎3日などの処分とした。球団広報部は「ファンや当事者にご迷惑を掛けた。今後このようなことが無いように選手教育に努める」としている。

 署によると、同県横須賀市の量販店の駐車場で8月29日、自家用車を出そうとした際に隣に駐車されていた車に接触。柿田投手は状況を確認後、再び車に乗って立ち去った。目撃した男性がナンバープレートを記憶し、110番通報した。