巨人は1日、東京・大手町の球団事務所でスカウト会議を行った。全体の指名候補として47選手、1位指名候補の12選手を絞り込んだ。1位指名の有力候補として、智弁学園・岡本和真内野手(3年)が挙がった。

 ◆ジャイアンツに縁

 中学では橿原磯城シニアに所属。2年時に全国大会のジャイアンツカップで3位。

 ◆甲子園デビュー2発

 甲子園初試合となった今年センバツ1回戦の三重戦で、エース今井から1、6回に大会最多タイ(19人目)の1試合2本塁打。

 ◆日本の4番

 昨秋の公式戦で19打数12安打(打率6割3分2厘)4本塁打。今夏の奈良大会は18打数10安打(5割5分6厘)3本塁打。9月のU18アジア選手権では全5試合とも日本代表の4番に座り、19打数9安打(4割7分4厘)でチーム最多タイの5打点。

 ◆二刀流

 本来は三塁と一塁を守るが、センバツの佐野日大戦、夏の甲子園の明徳義塾戦では、ともに3番手としてリリーフ登板した。