<パCSファイナルステージ:ソフトバンク4-12日本ハム>◇第3戦◇17日◇ヤフオクドーム

 ソフトバンクの先発、摂津正投手(32)が、まさかの2回7失点で降板した。

 1回簡単に2死を奪ったが、日本ハム・陽岱鋼外野手(27)に右超えのソロを浴びると、その後連打を許して迎えた2死一、二塁で小谷野栄一内野手(34)に左翼席へ3ランを浴びた。味方打線にその裏1点をかえしてもらったが、2回も抑えきれない。

 またも2死から安打と失策と2つの二盗を決められた後の二、三塁から、陽岱鋼に2打席連続となる3ランを浴びた。打球がセンター後方のフェンス上部に当たってはね返ったかにみえて、ビデオ判定の結果、本塁打とされた。

 摂津は球団広報を通じて「申し訳ありません。ノーコメントでお願いします」とショックを隠しきれなかった。