楽天の星野仙一前監督(67)が26日、日本シリーズ第2戦が行われた甲子園球場に姿を見せた。

 「ちょうど関西にいたし(ソフトバンク)王会長にあいさつに来ただけ。何もないわ」。

 言葉とおり、ソフトバンク王会長と会談した後は、阪神坂井オーナーとも談笑した。その後、試合開始前には球場を後にした。

 星野前監督は「オレが来たからといって何てことないやろ」と笑っていたが、03年阪神優勝時の監督である大物が、11年前の再戦が行われている舞台に突然、登場したことでバックネット裏は騒然とした。

 阪神OB、関係者もこぞってあいさつに訪れるなど相変わらずの存在感を示していた。