<全日本大学野球選手権:東京国際大1-0日体大>◇9日◇準々決勝◇神宮

 日体大(首都)が13残塁の拙攻で完封負けした。エース右腕、辻孟彦(4年=京都外大西)は8安打を浴びながら要所を締めたが、1回裏1死二塁から右前打で許した1点に泣いた。「初回の入りで、ぼくが向こうに流れをやってしまった」と目を真っ赤にして話した。リーグ10勝を挙げ、目標のプロ入りへアピールする全国舞台だったが「自分のいい部分と悪い部分が出た。もっとうまくなりたい、と強く思いました」と今大会を振り返った。