<東京6大学野球:立大5-1東大>◇17日◇神宮

 春2位の立大が5-1で東大に先勝、チーム開幕戦を白星で飾った。1-1と同点の6回表1死満塁から春の首位打者、5番那賀裕司外野手(4年=大阪桐蔭)が三遊間を破る勝ち越しの2点左前打。先発したエース小室正人投手(3年=日野)は制球にやや苦しみながらも、7回6安打1失点。春6勝でベストナインの左腕は「変化球でカウントを取れず苦しかった」と今季1勝にも反省した。大塚淳人監督(51)も「あれだけ(初球を)ボールで入ってはねえ。今後の大きな修正点」と厳しかった。