<東京6大学野球:慶大2-0明大>◇第4週初日◇1日◇神宮

 明大はエース野村祐輔投手(4年=広陵)が2失点(自責1)で完投しながら打線の援護に恵まれず、大事な初戦を落とした。善波達也監督(49)は「竹内(大)君の粘りにやられてしまった」と8安打しながらの完封負けを振り返った。野村は9安打を浴びたが、要所をしめるピッチングだった。29日にプロ志望届を提出した後、初めての登板になった。「ピッチング自体は悪くなかった。粘っていけば、打者が助けてくれるだろうと思って投げました」と話していた。