<神宮大会:創価大3-0九州共立大>◇3日目◇25日◇大学の部準々決勝◇神宮

 創価大は小川泰弘投手(3年=成章)が4安打完封して4強に進出した。170センチの小柄な右腕は、踏み出す左足を大きく上げる独特のフォームから緩急自在の投球。三塁を踏ませなかった。今春のリーグ戦で東京国際大に敗れて大学選手権の出場を逃したあと、フォームを改造したという。今秋はリーグ8勝、防御率0・12は新記録となった。「ノーラン・ライアンを参考にしています。しっかりと体重が乗り、力まなくなりました」。創価大の今大会の勝利は14年ぶり。小川は「日本一が目標です」と言い切った。