<東京6大学野球:早大8-0東大>◇第2週最終日◇22日◇神宮

 昨夏の甲子園優勝投手、早大・吉永健太朗(1年=日大三)がリーグ戦初勝利を挙げた。東大2回戦に初登板初先発。6回を1安打無失点に抑えた。5回までパーフェクトの快投。最速は140キロ止まりも決め球のシンカーがさえ、7三振を奪った。<6回>5回裏に味方が小野田の本塁打で1点を先制。7番飯嶋に133キロ直球を左前安打。これが初安打。8番中杉は送りバントを決め1死二塁。9番初馬はシンカーで空振り三振。1番笠原の2球目が暴投となり2死三塁。しかし笠原を117キロのシンカーで空振り三振に仕留めピンチを切り抜けた。試合はここまで1-0で早大リード。<5回>4番館は134キロの内角カットボールでバットをへし折り一ゴロ。5番山本は137キロ直球で遊飛。6番香取は138キロ直球で三ゴロ。5回までパーフェクト。試合はここまで0-0。<4回>1番笠原は111キロのシンカーで空振り三振。2番成瀬は138キロ直球で遊飛。3番永井は140キロ直球で二飛。この回も3者凡退で4回までパーフェクト、5奪三振。最速は140キロ。シンカー、カーブで緩急を付け、制球も安定している。試合はここまで0-0。<3回>7番飯嶋は113キロのカーブで空振り三振。8番中杉は114キロのカーブで遊ゴロ。9番初馬は117キロのシンカーで空振り三振。三振はこれが4個目。3回までパーフェクト。試合はここまで0-0。<2回>4番館を130キロ直球で空振り三振。5番山本は131キロで二飛。6番香取は136キロ直球せ投ゴロ。この回も3者凡退。最速は139キロ。大きなカーブを有効に使っている。<1回>1番笠原への初球は137キロの直球。これを打ってボテボテの遊ゴロ。2番成瀬は134キロ直球でボテボテの投ゴロ。3番永井はフルカウントから136キロ直球で空振り三振。3者凡退の上々の立ち上がり。この回の最速は138キロ。【東大先発メンバー】1笠原(甲陽学院)2成瀬(学芸大付)3永井(東海)4館(富山中部)5山本(半田)6香取(筑波大駒場)7飯嶋(日比谷)8中杉(筑波大駒場)9初馬(桐朋)