<東京6大学野球:明大0-0慶大>◇第6週3日目◇15日◇神宮

 明大が延長12回、0-0で慶大と引き分けた。先発の関谷亮太投手(3年=日大三)が10回まで144球を投げ、2安打無失点。10回に3者連続三振を奪うなど、底知れぬスタミナを見せた。「序盤は調子が悪かったけど、テンポよく投げられて、波に乗れた。直球が走っていなかったので、コースを突いていこうと。焦りはなかった」と振り返った。

 関谷は5四死球を出したが、いずれもコースを突いた球が微妙に外れたもの。善波達也監督(50)は「関谷は、ちょこちょこ四球を出したけど、大事な試合なので丁寧に、よく放ってくれたということ。ナイスピッチングでした」と絶賛していた。