<関東地区大学野球選手権:国際武道大5-3東京国際大>◇2日◇準々決勝◇横浜

 かつてプロ野球で広島を3度日本一に導いた古葉竹識監督(76)率いる東京国際大(東京新大学2位)が敗退した。3回に3連打含む4安打を集め、2点先取に成功。しかし1点リードの8回、左腕の氏家優悟投手(2年=古川学園)が連続四死球と安打で無死満塁のピンチをつくると、2死まで追い詰めてから四球で押し出し。同点とされ、続く9番打者の二塁打で逆転を許した。上位2校に残れば、10日開幕の明治神宮大会に出場できた。4強入りした昨春の全日本大学選手権以来となる全国舞台を逃し、古葉監督は「こういう競ったゲームを勝てないとダメですよ」と言葉少なに球場を去った。