<全日本大学選手権:日体大8-4京産大>◇13日◇2回戦◇東京ドーム

 京産大(関西6大学)が延長10回タイブレークで敗れ、8年ぶりの白星を逃した。

 4回に日体大(首都)に2点を先行されたが、5回に秋山倫範(とものり)内野手(3年=岡山東商)の適時打で1点差に迫り、8回に4番の藤沢潤平内野手(4年=玉野光南)の二塁打をきっかけに2-2の同点に追いついた。

 だがタイブレークが導入された延長10回1死満塁で山田和毅投手(4年=紫野)が先頭への押し出し四球などでこの回6失点。その裏の反撃は2点に終わり、力尽きた。

 勝村法彦監督(56)は「タイブレークの練習もしてきましたが、三振を取るつもりが力みになった。追いついたのはよかったが、押し切れなかった」と肩を落とした。