<軟式野球:全日本女子軟式野球選手権>◇最終日◇12日◇東京・江戸川区球場ほか◇日刊スポーツ新聞社後援

 一般の部はオール兵庫が1-0で大阪ワイルドキャッツに勝ち、6年ぶり8度目の優勝を飾った。

 兵庫は4回裏1死二、三塁の好機に、46歳の大ベテラン遊撃手森井和美の中前打で先制。この虎の子の1点を、岩佐美樹-水流麻夏(つる・あさか)の14歳コンビの継投で守りきった。

 最終7回表、岩佐の制球が乱れ、兵庫は1死満塁のピンチを背負ったが、最後は水流が正面のスクイズをうまくさばいて投-捕-一の併殺を決めた。

 第1回大会以降8度の優勝を全て知る森井は「今年はメンバーがそろい、安定した野球ができたので優勝につながった。(打点の場面は)打ち上げないことだけを心掛けた。トレーニングで筋力も付き、体重もずっと変わらない」とさらなる現役続行を宣言していた。