<東都大学野球:国学院大4-0亜大>◇最終週第1日◇27日◇神宮

 亜大は先手、先手と攻めながら得点できず、最後に一発を浴びて初戦を落とした。5回2死二塁、8回2死一、二塁。2度得点圏に走者を置いて安打を放ったが、国学院大外野手の強肩の前に、ともに本塁寸前で刺された。最後は延長10回にエース山崎康晃投手(4年=帝京)がサヨナラ満塁本塁打を浴びた。

 28日の2回戦も敗れるなら、目指してきたV6は阻止され、国学院大の優勝が決まってしまう。生田勉監督(47)は「ウチは力があってここまで勝ってきたわけじゃない。勝負ですからしょうがない。明日頑張ります」と話して引き揚げた。