<全日本大学野球選手権:愛知学院大2-1福井工大>◇13日◇準々決勝◇神宮

 愛知学院大(愛知大学)が福井工大(北陸大学)との接戦を制し、87年以来の4強に進出した。

 3回に源田荘亮内野手(4年=大分商)がチーム初安打となる先制ソロ。5回に追いつかれたが、6回に源田の安打と二盗から1死三塁の好機をつくり、泉地(せんち)泰助外野手(4年=常葉学園菊川)が勝ち越し打を放った。

 8回1死三塁の危機は、救援した是枝健太投手(4年=金光大阪)が相手のスクイズを封じ、9回2死二塁のピンチもしのいで1点リードを守りきった。2安打1打点2得点の主将の源田は「投手が本当によく頑張ってくれている。毎試合、投手のおかげです」と力投をねぎらった。