<都市対抗野球:富士重工9-3NTT東日本>◇28日◇準決勝◇東京ドーム

 富士重工が9-3で快勝し、初優勝へ向けて前進した。

 初回に1点を先制されたが2回に追い付くと、3回に四球と3安打で勝ち越しに成功。先発したNTT東日本(東京都)のドラフト候補、高木伴投手(24=東農大)を2回1/3で引きずり下ろした。8回裏に2点を返されたが、9回に林稔幸外野手(34=立正大)の2ランで追加点を奪い、勝利を確かなものにした。林は「力を入れずに打席に入れたのが良かったです」と振り返った。

 投げてはルーキーの小野和博投手(23=桐蔭横浜大)が7回1/3を3失点と粘投した。