<東都大学野球:拓大5-1中大>◇第5週第2日◇1日◇神宮

 拓大が中大に雪辱し、連敗を5で止めた。今季2度目の先発となった佃勇典投手(4年=広島商)が低めを丁寧につく投球で、9安打されながら、1失点で完投。エースの力投に打線も呼応して5点を奪い、青学大2回戦から続いていた連敗を止めた。佃は開幕前から右肘に不安を持つが、これでチーム全勝利となる2勝目を挙げた。

 内田俊雄監督(67)は「佃に尽きますね。ピッチャーがそれなりの投球をしてくれれば、試合を壊さずこういう試合ができる」と話していた。