<東都大学野球:拓大6-5中大>◇第5週最終日◇2日◇神宮

 拓大が中大に逆転勝ちして今季初の勝ち点をつかんだ。

 1点を追う6回、2死二、三塁から鈴木孝昌遊撃手(3年=山梨学院大付)が中前打して2点を挙げ、ひっくり返した。

 前日完投勝利の佃勇典投手(4年=広島商)がこの日は2番手で登板、低めを丁寧につく粘り強い投球でリードを守った。

 内田俊雄監督(67)は「(勝ち点を)あんまり取ったことがないんでうれしい。佃がよく頑張ってくれました」とエースの踏ん張りをたたえていた。