<東京6大学野球:慶大4-2法大>◇第4週第1日◇4日◇神宮

 慶大がエース加藤拓也投手(2年=慶応)の力投で初戦を制した。2回に長短長短3安打を集め、法大の失策もあって3点を先制。このリードを背に、加藤は被安打7の2失点で完投した。

 今春は4勝を挙げ、大学日本代表にも選ばれた150キロ右腕。この日も、150キロを計測し、今季2勝目とした。

 前回(9月27日=立大戦)は5回4失点で降板し負け投手になっていた。その汚名返上のマウンドでもあった。

 加藤は「ホームランは打たれましたが、前回に比べたら納得できます」と話していた。