<九州大学野球選手権:九産大6-0日本文理大>◇26日◇決勝◇ヤフオクドーム

 九産大の高良一輝投手(2年=興南)が、ノーヒットノーランを達成して優勝を決めた。

 2回先頭打者に四球を与えただけの「準完全試合」だった。最後の打者を空振りの三振に仕留めて10奪三振。2回の走者は併殺で仕留めたため、打者27人で終わらせた。

 人生初のノーヒットノーランに「9回は少し意識しましたが、意識はせずに投げられた」と冷静に振り返った。内容は内野ゴロ11、三振10、内飛が2、外野飛が3。四球1だった。

 チームは4年ぶり7度目の優勝だが、前回の優勝時も榎下陽大投手(25=現日本ハム)が準決勝(対名桜大)で無安打無得点をマークしていた。

 九産大は14日から始まる明治神宮大会(神宮)に出場する。