<関西地区大学野球選手権:関大3-2奈良学園大>◇3日◇第1代表決定戦決勝◇南港中央

 関大(関西学生)が奈良学園大(近畿学生)に競り勝ち、42年ぶり4度目の明治神宮大会(14日開幕)出場を決めた。

 初回に西田尚寛内野手(3年=東大阪大柏原)の適時打で1点を先制し、3回に藤嶋宏俊外野手(4年=神港学園)が2点打。石田光宏(3年=近江)-畑瀬聡史(4年=関大北陽)の継投で、1点差で逃げきった。

 就任1年目で母校を全国に導いた早瀬万豊監督(56)は「なんとしても選手を神宮に連れて行きたいと思っていました。私自身は学生時代は縁がなかった場所。大好きな野球を全国の大舞台でやれる。こんな幸せなことはないと思います」と第1代表での進出を喜んだ。