<オープン戦:横浜0-4ロッテ>◇8日◇山口
打たれなさすぎて不安です…。ロッテ成瀬善久投手(22)が8日、シーズン開幕へ向け万全の仕上がりをアピールした。緩急自在の投球で4回1/3を投げて2安打無失点。16勝1敗という驚異の成績を残した昨季、唯一の黒星を献上した横浜相手にも付け入るすきを与えなかった。これで紅白戦を含め4試合で11回1/3無失点。あまりの順調ぶりに「打たれていないことが怖いです。打たれて勉強することもあるので…」とぜいたくな悩みも告白した。
3回裏、先頭の大西を高めの変化球で空振り三振に仕留めた直後、不満げに首をひねった。「抜けた変化球。狙ったところに投げられなかった自分に腹が立った。逆球で空振りを奪うより、納得いく球を投げて打たれた方がいい」。公式戦で“無失点男”にならなければ意味はない。きれいにゼロが並んだスコアボードに満足することはなかった。
昨年の成績に浮かれることなく、オフから課題を1つ1つクリアしてきた。4日からはキャンプ中にもなかった3日連続のブルペン入りを敢行。変化球のリリースポイントなどを納得いくまで再確認した。「次がオープン戦最後の登板になる。試すとかじゃなく、より実戦的な緊張感を持って投げたいと思います」。今のローテーション通りにいけば、小林宏に続く開幕2戦目(日本ハム戦)での先発が濃厚だ。【広瀬雷太】



