<日本ハム1-0ロッテ>◇20日◇札幌ドーム

 ロッテ小林宏がまたしても大一番でアクシデント降板した。6回1死満塁。稲葉への3球目を投げた際に右ふくらはぎにけいれんが走った。治療のためベンチに戻ると、そのままマウンドを降りた。昨年のクライマックス第2ステージ第2戦でも3回1/3で、同じところをつって降板した経緯がある。試合後は「申し訳ないです。(原因は)分からない。どうしたらいいか分からない」とうなだれた。

 プロ12年目で初の開幕投手を任され、立ち上がりはダルビッシュを上回る3連続三振と最高のスタートを切った。5回までスライダー、チェンジアップ、カーブと緩急自在の投球で打たれた安打はわずか1本。それだけに度重なる原因不明の負傷が悔やまれる。ベテラン小宮山は「常習だからね。プロとして失格。本人には『頭を丸めて出直せ』と話した」とピシャリ。弟分としてかわいがっているだけに厳しい言葉で奮起を促した。【鳥谷越直子】