<ソフトバンク6-5ロッテ>◇24日◇福岡ヤフードーム
ロッテが「YFK」の不在を痛感する敗戦を味わった。強力打線のソフトバンク戦を前に、バレンタイン監督は「投手を試す時がきた」と話していたが、5投手継投も実らなかった。
先発小野が6回途中4失点で降板した後、高木-荻野-アブレイユ-小宮山と中継ぎ陣総動員。23日に18年ぶりセーブを挙げた高木はこの日も1回1/3を無失点、荻野は2回無失点と好投した。だが、新外国人ストッパー、アブレイユが踏ん張れなかった。
早川、オーティズの連続二塁打で5-4と勝ち越した延長10回裏。先頭打者の柴原に右前打を浴びると、失策も絡み1死二、三塁のピンチ、8番田上に150キロ直球を右前へはじき返され、同点に追いつかれた。さらに延長11回から登板した小宮山は12回裏2死二塁から、田上に甘く入ったシュートを右越えに運ばれ、4時間48分の死闘の末にサヨナラ負け。
昨年オフに小林雅、薮田、藤田が移籍。「ポストYFK」が最重要課題となる中、バレンタイン監督は「だれか1人に決めるというより全員で、ひとかたまりになって抑えるつもりだ」と話してきた。最近のプロ球界では安定したストッパーがいるチームが上位進出する。日替わりストッパーを模索するバレンタイン監督の試行錯誤はまだ続きそうだ。【鳥谷越直子】




