<西武4-3日本ハム>◇7日◇西武ドーム

 左翼工藤の前に転がるサヨナラ打を、日本ハム・ダルビッシュがマウンド上で見届けた。「打たれた瞬間、ヒットやなと思った。下だけは向きたくなかった」。ベンチへ重い足取りで引き揚げた。

 9回2死満塁からの、136球目だった。今季最多の球数を投じたが、プロ初のサヨナラ打を片岡に献上した。打たれたのは147キロの直球。「僕の持っている力は出せた。最後も自分の球は出せた」と潔かった。

 2回に中村、5回は細川にソロ本塁打を許し、4月30日ロッテ戦に続く2試合連続の1試合2被弾。「すべて抜いた球はないので悔いというのはないです」。プロ入りワーストの3試合連続被弾だった。

 3・4月の月間MVPに決まったその日に今季初黒星。5日夜に風邪の症状を訴え、鼻水をすすりながらのマウンドだったが「熱?

 測っていないので。だるさはなかった」と言い訳はしなかった。