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野間口2勝目消えるも“不敗神話”続いた

2回表中日無死、野間口はウッズから空振り三振を奪う(撮影・下田雄一)
2回表中日無死、野間口はウッズから空振り三振を奪う(撮影・下田雄一)

<巨人5-4中日>◇10日◇東京ドーム

 巨人野間口が投げれば負けない“不敗神話”が続いた。初回から全力で飛ばした。3回まで1人の走者も許さない力投。6回、ウッズに1発を浴びても、へこたれなかった。一瞬下を向いたが、弾道を目に焼き付けるように仰ぎ見た。悔しさをぶつけるように、続く和田には最速の148キロの速球で追い込んで、最後は見逃し三振に仕留めた。6回を5安打3失点でマウンドを降りた。

 好調の中日打線に対し、気後れすることなく立ち向かった。相手の研究は前夜の試合前までにしっかり終えてあった。前夜、内海が5回6失点KOで、つるべ打ちされるシーンはあえて見なかった。その時間を自分のケアにあてた。マッサージを受けるとともにネイルサロンで、右手のツメを強化するマニキュアを塗ってもらった。「真っ向勝負で挑む。それには自分の投球をすることが大事」と、状態を最高の形にもっていくことに努めた。それが結果につながった。

 野間口は「投げるだけが野球じゃないですから」と打席でも闘志をむき出しにした。4回、内野安打で出塁すると亀井の三塁打で一塁から激走で生還。9人目の野手として役割を果たした。原監督は「1球の失投はあった。ただ、先発のお手本に近い投球をしてくれた」と、初回から飛ばしまくった野間口の姿勢を評価した。惜しくも勝ち星はつかなかったが、07年7月8日のヤクルト戦から負け知らず。「チームの勝ちが一番大きい。今後はもっと長いイニングを投げたい。ここぞというところで抑えられるようにしたい」とさらなる進化を誓った。【竹内智信】

 [2008年5月11日9時0分 紙面から]


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