<ソフトバンク4-2西武>◇13日◇サンマリン宮崎

 ソフトバンク中継ぎ陣が、気迫の継投で先発和田毅投手(27)に今季4勝目をプレゼントした。1点勝ち越した直後の7回。1死三塁のピンチで、ルーキー久米が「先陣」を切った。「緊張したけど、全力で投げ込みました」。ここまで2安打を放っていたボカチカを、外角スライダーで空振り三振に仕留めると、続く片岡には一転、カウント2-1から141キロの直球を投げ込み、連続空振り三振で西武打線の勢いを寸断した。

 「とにかく今日は、点だけは取られないようにと思って投げました」。11日の日本ハム戦(函館)。自身の失策も重なり、プロ初黒星を喫していたルーキー右腕は、無失点投球でベンチの起用に応え、安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 バトンを受けた3番手小椋も8回を無失点でしのぐと、最後は守護神ホールトンが締め、リリーフ陣は4試合ぶりの「無失点継投」を決めた。杉本投手コーチは「(7回は久米が)よく踏ん張ってくれた。小椋もホールトンも粘ってよく投げてくれたよ」と勝利に貢献した中継ぎ陣の踏ん張りに、ねぎらいの言葉を並べていた。【石田泰隆】