<阪神8-5ヤクルト>◇16日◇甲子園

 阪神猛爆の先導役は赤星、関本の1、2番コンビだ。前回対戦でヤクルト村中からただ1人安打を放っていた関本が、8番から昇格。中日とデッドヒートを演じた06年終盤に組んでいた上位コンビが2人で5度出塁、4得点とかき回した。

 「勝てたのでよかった。いい流れできているのなら、もっと打てているけどね」。この日の2安打を加えてもまだ打率2割3分2厘の関本に、打撃好調の実感はない。1回には四球の赤星を初球のバントできっちり送った。移籍した平野が努める仕事も確実にこなし、打倒村中オーダーの中で役割を果たした。

 4回にはバルディリス、安藤の連打で無死一、三塁となり上位に回る。「無死だったし、(遊撃手)宮本さんは三遊間寄り。狙い通りのところに打てた。積極的にいったのがよかった」。投手の足元にたたき付け、中前に抜ける適時打の赤星が言った。

 関本は左翼線にはじき返してチャンス拡大。2人とも、新井の三塁打でホームに戻ってきた。出塁する役目だけでなく、走者を返して、つないで、ダメージを与え続けた。

 左腕対策の1、2番コンビ。赤星、平野の並びが定着しているが、岡田監督を悩ませる効果的な仕事をやり遂げた。