<ソフトバンク4-3広島>◇20日◇福岡ヤフードーム
ソフトバンクが4年連続で交流戦開幕白星スタートを飾り、68歳になった王監督に3年ぶりの白星をプレゼントした。0-1の4回1死一、二塁に小久保が広島大竹から一時は逆転となる9号3ラン本塁打。同点とされた5回に8番から打線をつないで、川崎が決勝タイムリーを放った。
ベンチに駆け戻ってきた選手たちの笑顔が胸にジンときた。練習前に杉内の花束贈呈で始まった王監督の誕生日祝いはハイタッチでクライマックスを迎えた。王監督は「何より?
そりゃあそうだよ。みんな白星を望んでやっているからね」と目尻に深いしわを刻んだ。各界著名人から届いたどのプレゼントより、誕生日通算8勝7敗となった勝利がうれしかった。
「重い雰囲気を吹き飛ばしてくれたよ」。王監督が褒めちぎったのは小久保だ。17打席ぶり安打で出塁した2回、大村のバント空振りで二塁けん制アウトを食らった。「何とか取り返したかった」と汚名をそそぐ決意が、逆転の9号3ランにつながった。
チームは過去2年は交流戦で順位を下げ、ペナントレースも逃した。今季は初めて借金を抱え、Bクラスでの開幕。まずはあと「1」に減らした借金を完済し、4位からの大まくりを仕掛ける。【押谷謙爾】



