ロッテのルーキー唐川侑己投手(18)がアニキとの真っ向勝負を誓った。28日の阪神戦での先発が濃厚で、この日は甲子園でランニングとキャッチボールで約1時間半汗を流した。昨春のセンバツ以来約1年2カ月ぶりにマウンドに上がり感触も確かめた。「センバツの時より傾斜があるような気がする。まだ高校球児が抜けていないからうれしいですね」と、マウンド上でVサインをつくっておどけた。
だが、阪神打線の話題になると表情は一変。「そうそうたるメンバーですけど、まずは1、2番を出したくない」。さらに金本が警戒を強めていることを報道陣から伝え聞くと「そう思ってもらえるのはありがたいです。勝負するからには大打者も1年目も関係ないので、しっかり向かっていく気持ちで行きたい」と口元を引き締めた。
前回登板の巨人戦は5回途中で13安打6失点KOされた。「自分では気づかないところで疲れていたのかなと思って、この1週間は練習量を落として調整しました。今日のキャッチボールの感覚はいいですね」と状態は万全だ。井上投手コーチも「変に力まなければ大丈夫。7回まで試合をつくってくれれば」と期待を込めた。肝っ玉ルーキーがチームの連敗を止める。【鳥谷越直子】




