痛みが不安に変わり、怪物が弱気になった。日本ハム中田翔内野手(19)が15日、左手首痛のため、札幌ドームでのイースタン・リーグ西武戦を公式戦初めて欠場した。試合後、移動のバスに乗り込む際には「3カ月くらいかかってもおかしくない。内視鏡(手術)とかやった方がいいのかな…」とドッキリとする発言で視線を落とした。

 札幌ドーム初の親子ゲームに、中田の姿はなかった。14日のゲームで痛めた左手首痛が癒えず、ベンチからの観戦。視察に訪れた梨田監督の配慮もあって、“顔見せ”で一塁コーチに立つ場面はあったが「悔しかった。みんな楽しそうやったし」と振り返った。

 患部の痛みはひいていない。この日は打撃、守備ともに練習することができずに完全別メニュー。石原コンディショニング担当は「打撲。様子を見て何ができるのかを考えながらやっていく」と話して病院に行くことを否定したが、本人は「明日(16日)病院に行きたい。手首は打者にとってデリケートな部分。(検査して)ひどかったら早く(手術を)やりたい」と、弱音を吐いた。

 アイシング治療で様子を見ながら今後の方針を決定するが、17日からの同巨人戦は欠場が濃厚。「これで終わったらそれまでの選手になってしまうし、早く復帰したい」。手首と心、両面にしっかりとしたケアが必要だ。【本間翼】