左手有鉤骨鉤(ゆうこうこつこう)骨折で全治1カ月と診断された日本ハム中田翔内野手(19)が15日、都内の病院に入院した。16日に骨片除去手術を行う。人生初めて体にメスを入れることになった中田だが「早く治るらしいし、早くやってほしい」と、不安よりも早期復帰を目指して力強い言葉を並べた。
衝撃の診断から一夜明け、中田の闘志には火がともっていた。入院のために寮を出る際「悔しいという言葉は当分消えない。でもその分やってやろうという気持ちになる」と気を引き締めた。
トレーナーの初診が甘かったことと、球団側が素行改善を優先させたこともあって、検査までに1カ月の時間がかかった。この日、球団事務所にはファンからの「かわいそう」という声も多数寄せられた。だが中田は「トレーナーの方たちも状態を見て大丈夫だと思ったのだろうし、自分も時間をおいたら大丈夫だろうと軽い考えだった」と自らの非を素直に認めた。問題行動の1つとされた体調管理表の提出についても「ちゃんとやっていなかった。初めからしっかりやっていればこういうことにもならなかった」と反省の言葉が口をついた。
骨折したのは小学生以来で、手術を受けるのは人生初めて。来月2日のフレッシュ球宴(山形タカスタ)は辞退し、同16日からの北海道遠征の出場も微妙な状況だ。「自分にとって、そういう大切な経験を無駄にしていっている。腹立たしいし悔しい。早く復帰して活躍している姿を見せたい」。1軍昇格の意欲は衰えていない。【本間翼】




