<中日7-6阪神>◇20日◇ナゴヤドーム
あと1点及ばず「逆転の虎」とはならなかったが、5点差で迎えた9回に打者一巡の7安打4得点の猛攻を見せた。先頭のフォード、バルディリスの両外国人2人がヒットで出塁し、赤星も続いた。1死満塁で登場した中日の守護神岩瀬に襲いかかった。右の代打の切り札高橋光が、内角高めの直球をレフト前に引っ張って1点を返した。「あの場面はつながないといけないという頭だった」。
さらに新3番鳥谷が外角低めのスライダーを左前適時打。「とにかくどんな形でもいいから、つないでいこうと思っていました」。2点差に迫り、主砲金本も黙ってはいなかった。
真ん中に入ったスライダーをとらえ、一、二塁間を破る右前打。岩瀬からの3連続適時打で1点差まで詰め寄り、レフトスタンドの盛り上がりはこの日最高潮に達した。だが、続く関本が左飛に倒れた後、代打矢野が左前打で再び満塁としたが、この回2打席目のフォードが三ゴロ。大逆転はならなかった。
昼間の試合で巨人が敗れていたため、この試合で勝っていればマジック46が点灯していたがお預け。だが金本は「打線が最近良くない中で、昨日7点、きょう6点か。そういう意味では上向きなんじゃないかな」とうなずいた。21日からは2位巨人を甲子園で迎え撃つ。勝つか引き分ければマジック46が、中日の結果次第では45が点灯する。【福岡吉央】



