<阪神1-3巨人>◇21日◇甲子園
新・新・神様か!?
ベース上で一瞬のぞいた笑顔が頼もしかった。頼れる代打は左の桧山だけではない。右の代打・高橋光信内野手(33)が3日連続打点で暴れた。「気持ちです。気持ちですよ。打たされたという感じはあったけどね。打席では集中できています」。
7回2死一、二塁。江草に代わって打席に入ると、3球続いた木佐貫のフォークに食らいついた。カウント2-0と追い込まれたが、集中力は途切れていなかった。打球は三遊間をかいくぐり、レフトへと抜けるタイムリー。好投を続けてきた木佐貫をマウンドから引きずり下ろし、反撃ののろしをあげた。
新井の不在でチームが得点力不足に陥る中で、6試合連続安打。19日には2ラン本塁打を放ち、20日には9回の猛攻の中、代打でタイムリー。そしてこの日の一打で3日続けての打点だ。ここぞの場面での指揮官の起用に、この日もしっかり応えてみせた。
1打席で勝負しなければならない代打稼業。結果が出ても「初球が甘かったかな」と、反省の言葉も口にしたが飽くなき探求心があるからこそ。打率3割8分7厘を誇る仕事人は、さらなる高みを目指す。【福岡吉央】




