<西武14-5楽天>◇23日◇西武ドーム

 楽天野村監督が2夜連続大敗にお手上げだった。4発を含む16安打14得点のめった打ちにあって、「アウト1つ取るのが大変なのに、四死球でチャンスをやっている。話にならんわ」とあきれ顔。この日は投手陣への説教もなく、「甘い球を見逃してくれんわ。絶好調じゃないの。抑えようと思ったら、ハイレベルな配球とコントロールがいる」と、ボヤキにも力がなかった。

 ドミンゴ、小倉が制球難から3死球を与えると、逆に8回には藤井が死球を受けた。さすがのノムさんもこれにはカンカン。「うちのは未熟から出た死球。狙っていない。でも相手のは明らかに報復。あんなのやらせていいのかと審判に言ったよ」と口をとがらせた。さらに「(相手が)当たっているからストライクゾーンを広く使わなきゃならん。うちも悪いけど、こっちの身にもなってほしい。あれじゃ投手が育たないよ」。大敗の上に後味の悪い死球。借金も今季最多の7に増え、厳しい顔は最後まで消えなかった。【小松正明】