<日本ハム2-3ロッテ>◇23日◇札幌ドーム
日本ハム藤井は、45日ぶりの1軍復帰登板を白星で飾れなかった。7回途中3失点で降板。3勝目はならず、2軍生活で真っ黒に日焼けした左腕に黒星が付いた。6月8日横浜戦以来のマウンドに「ここぞというときに、もうひと踏ん張りできなかったことに悔いが残る」と振り返った。
同点になった直後に力尽きた。今江、サブローに連続二塁打を献上。わずか4球であっさり勝ち越しを許した。直前の攻撃時間が長く、球数も95球を超え、イニングの頭から交代案もあったが、続投は実らなかった。梨田監督は「代え時を逸したかな。久々だったし白黒をつけさせてあげたかった」と、悔しさをにじませた。
それでも、シーズン序盤のテンポの悪さを解消しつつある姿と、四球1個の内容に首脳陣は及第点。北京五輪で大黒柱のダルビッシュが抜ける8月は、先発陣が手薄になる。藤井は24日にもいったん登録抹消予定だが、梨田監督は「8月の連戦を乗り切れそうだというところを見せてくれた」と評価。後半戦からの先発ローテーション復帰に期待を寄せた。
ロッテ今江のファインプレー、ライナーの併殺打と序盤に得点できず、終わってみれば12安打で2得点の拙攻だった。首位西武とは6月12日巨人戦以来の4ゲーム差。大型連敗はないものの長期連勝もできず、獅子のしっぽがジワジワと遠ざかってきた。7月だけなら借金4と低空飛行が続く。藤井に兆しが見られたのは収穫だが、我慢の7月が続いている。【村上秀明】




