不調でファーム調整を続けていた巨人李承■内野手(31)が、25日に出場選手登録される。4月14日に再調整となって3カ月半。イースタン戦37試合で打率3割2分5厘、7本塁打、22打点と結果を残し戻ってくる。「焦りはない。与えられたところで全力を尽くす」と決意を語った。北京五輪韓国代表に選出されたため、30日に帰国する。前半戦最後の5試合で、まずはチームへ恩返しする。

 帰京する新大阪駅のホームで、原監督が李の合流について語った。「力の見せどころだね。次の5試合は右(先発投手)が多いみたいだし、楽しみです」。現在一塁は小笠原が守る。「スンちゃんが出る時はガッツ(小笠原)がサードに回る。ガッツとは、本人と話して、サードは大丈夫だと言うことだった」と続けた。開幕4番の完調を信じ“指定席”を空けて迎える。

 北京五輪に出場していいものか。李はギリギリまで悩んでいた。「私の今の立場は『巨人李承■』です。今年はチームに、全く貢献できていない。このままの状況で、巨人を離れるべきではないと思う。でも国民の期待もある…」と、代表辞退か否かで揺れた。

 昇格が伝えられすぐに「ヤクルト戦の先発は、誰でしょうか」と聞いた。北京行きの前の5試合で「巨人李承■」として、結果を出すつもりだ。【宮下敬至】※■は火ヘンに華