11勝右腕、球宴で復帰へ-。疲労のため登録抹消中の広島コルビー・ルイス投手(28)の復帰戦がオールスターになることが濃厚になった。ルイスは26日に離脱後初めてブルペンに入るが、全力投球はしない模様。この日、広島・大野練習場で調整後「オールスターには出る。その後の後半戦をしっかり投げたい」と語った。
後半戦の巻き返しへ、ハーラートップ右腕が戻ってくる。ルイスはこの日、大野練習場でウエートトレ、タッチ&フィール(捕手を座らせてのキャッチボール)などで調整。本来はキャッチボールのみの予定だったが、状態がよかったため相手を座らせた。7割の力で15球、しっかり1球1球、感触を確かめるように投げ込んだ。キャッチボールと合わせてこの日は合計55球。「感触はよかったよ」。笑顔に状態が戻ってきていることが伺えた。
疲労のため5日に登録抹消。当初の予定は本人も首脳陣も「最短10日」のはずだった。しかし全身にたまった疲労は簡単にとれなかった。「肩、ひじ、手首に張りがあった。ブルペンを目指してやってきました」(松原トレーナー)。優先順位はあくまで体を元に戻すことで、疲労をとりながら投げるプランを進めてきた。「かなり張りはとれた」(同トレーナー)。待望のブルペン入りは26日だ。
「最初のブルペンは様子を見ながら。ガンガン飛ばすようなことはしない」。早期復帰が待たれるが、決して無理はしない。しかし、球宴については「名誉なことなので、チームのためにも投げたい。オールスターのころには試合に投げる準備もできているだろう。その後の後半戦をしっかり投げたい」。もし辞退した場合、直後の10試合には出場できない。そうなるとプランも崩れてくる。「10試合は大きい。それは避けたい」ときっぱり言い切った。
もう70%の力で投げる段階まで来ている。小林投手コーチは「せっかく間隔が空いているので、本人が納得する形で戻ってきてほしい」。離脱してからすでに20日。「早くチームに戻りたい」と繰り返していた右腕。もう仕上げの段階だ。球宴でファンに元気な姿を見せる。【網孝広】



