交流戦MVPのソフトバンク川崎宗則内野手(27)が球宴MVPも手みやげに北京に乗り込む。30日、「マツダオールスター2008」(7月31日=京セラドーム大阪、8月1日=横浜スタジアム)に備えて大阪へ移動。過去出場した球宴について「オールスターは楽しむような感じがあった」と感想を語ったが、5度目の舞台には「今年は北京五輪があるし、ちょうどいい」と真剣モードになった。「毎年、賞は狙っている。去年も取れなかったしね」。2日から始まる日本代表チームの活動へ、格好の助走期間と位置づけた。
五輪、そしてマリナーズ・イチローの日米通算3000本安打達成がモチベーションアップにつながった。イチローマニアを自負し、2年連続で合同自主トレにお供する川崎はこの日、自宅のテレビで歴史的瞬間を見届け、携帯電話で祝福メールを送った。「イチローさんなら4000本もいけそうですよね」と自分のことのように喜んだ。
この1週間は夏バテ気味だったが、鹿児島県内の実家から駆け付けた母絹代さん手製のうどんなどで体調は上向きだ。「体調が悪い時ほど打てたりするからね」。大阪市内のホテル到着後は球宴で万全のプレーをするため、外出を控えた。
現在両リーグ最多136安打を誇る安打製造機は、史上初の交流戦&球宴のダブルMVPを獲得し、日本の力となる。【押谷謙爾】




