<日本ハム3-5オリックス>◇15日◇札幌ドーム
ついに借金生活に…。日本ハムが2試合連続の延長戦でオリックスに競り負け、今季ワーストの6連敗を喫した。延長10回にマイケルがカブレラに決勝適時打を許し、白星をつかめなかった。4月5日以来、132日ぶりの借金1。4位オリックスに0・5ゲーム差に迫られ、Bクラス転落まで、いよいよ後がなくなった。
出口は見えそうで見えなかった。泥沼の6連敗を喫した日本ハム梨田監督は「何とか、という気持ちは持っているが…」。今季初の本拠地での同一カード3連敗で、ついに借金1。16日からのソフトバンク戦(福岡)に向け、この日は東京まで移動。重苦しい疲労感がピークに達する黒星だった。
前日14日の武田久に続いて、今度は守護神マイケルが失点した。同点で迎えた延長10回1死二、三塁から、カブレラに決勝タイムリーを浴びた。2試合連続の延長負けに、今季初黒星のマイケルは「疲れはないけど、甘い球を投げすぎた」と反省を口にした。
選択も結果的に裏目に出た。カブレラを打席に迎え、梨田監督がマウンドに向かった。カブレラ勝負か、敬遠でローズと勝負か。首脳陣の意見と「タフィーは危ない」(マイケル)の思いが一致。梨田監督は「カウントが悪くなったらカブレラも歩かせたが、だいぶ球が甘かったね」と無念の表情だった。
打線も札幌ドームでは10試合連続の3点以下となり、04年移転後ワーストの札幌ドーム5連敗。対オリックスの同一カード3連敗は、00年7月4~6日以来、8年ぶり。6連敗も8年ぶりとなった。記録ずくめの連敗地獄となった。
梨田監督は、敗戦の中にも田中のスキをついた三盗や粘りの攻撃などを評価。「歯車が狂っているが、大丈夫。よく粘っているんだから、明日につなげなきゃ」。試練の11連戦は後半戦を迎える。【村上秀明】




