<イースタン・リーグ:日本ハム1-8巨人>◇16日◇函館
左手の骨折、手術からリハビリを進めてきた日本ハム中田翔内野手(19)が16日、イースタン・リーグ巨人戦(函館)に代走で出場。6月14日同西武戦(滝川)以来63日ぶりに実戦復帰した。
この日1番の歓声は、試合も決した9回2死だった。ベンチから勢いよく駆け出す背番号6が代走で二塁へ。中田がグラウンドに帰ってきた。「楽しかったっすね。長かったんで…。試合の緊張感を味わえました」。1プレーのみだったが、本人にもスタンドにも笑顔が広がった。
まだ打席には立てないが、首脳陣は北海道遠征メンバーに入れた。水上2軍監督の元には「もうすぐ野球ができると思うとわくわくします」というメールが届いたという。試合後指揮官は「(声援を聞いて)早く復帰しなきゃと思ったと思うよ」と表情をゆるめた。
17日には故障後初めてロングティー打撃がメニューに加わる。「ここをスタートにして、今まで以上にペースを上げていきたいです」。くしくもけがをしたのと同じ北海道の地で、怪物が大きな1歩を踏み出した。



